紅葉の季節の中で

　　現在「信州 風の家」の周りでは紅葉の真っ盛り。一枚目の写真は二階の窓から北アルプス方面の景色を撮影したものだが、ここ数日は天候に恵まれたので、こうした景色を眺めることができる。突き抜けるような青空を背景に、雪を冠し始めた高山と紅葉。厳しい冬の到来前に、神様がプレゼントしてくれた憩いのひと時だと思う。

　そんな中で、ここ十日余りの間に多くの方々が訪れて下さった。まずは千葉の西川さん。コロナ禍前に東京で毎月一回行っていたミサで出会わせていただき、それ以降、共働学舎や「信州 風の家」の活動に関心を持って関りを続けて下さっている。次に糸魚川教会の若松さん（若松英輔さんのお母様）と大矢さんそして横井さん。御三方での日帰り訪問。批評家の若松英輔さんは、大学生の頃に井上洋治神父の「風の家」に通っていた頃からの仲間。その後、不思議な導きで彼の故郷である糸魚川教会で働くことになり、今はお母様に大変お世話になっている。次の写真は、上越市にある高田教会所属の岩﨑さんご夫妻。高田教会には、だいたい一カ月に一回ペースで日曜日にミサのために通っている。今回はお二人で、ちょっと立ち寄られただけだったが、次回はゆっくりどうぞ。最後の写真は、東京から上野さんと近藤さん御姉妹、そして大田さん。上野さんと近藤さんは東京の関口教会所属で、そこは今から20年あまり前に3年間、助任司祭として働かせいただいた教会。その頃から大変お世話になっている。大田さんも、井上神父の「風の家」に初期の頃から通っていらした方。その後、お仕事等の関係でアメリカで20年以上住まわれ、今回こうしてゆっくりお話しできたことは久しぶり。本当に懐かしかった。その他、写真はないがイエズス会の植栗神父様が高田教会の佐藤さんと共に訪問して下さった。また、事情があってここで写真や名前を挙げて紹介できない方もいる。こうした方々と小谷の秋の美しく貴重な景色の中、出会い、ゆっくりお話ができたことは本当に大きなお恵みだった。神様に感謝！