出会いの輪の広がり

　　10月中旬も様々な訪問者が来て下さった。最初の写真は赤松夫妻。奥様は浅草教会の信者さんで、今回はご主人と共にお二人での来訪。お二人はプロではないが奥様はバイオリン、ご主人はビオラの長年の演奏者。今回私の方から「ぜひ風の家で弾いて下さい」と切にお願いしてリビングで演奏していただいた。２枚目の写真は、共働学舎代表の宮嶋信さんのチェロと合わせて、弦楽三重奏（信さんはチェロが大好き。時々演奏して下さる）。「信州 風の家」の周りには家がほとんどなく、夜こうした演奏会をしても大丈夫。秋の夜長に弦楽の生演奏…幸せなひと時だった。

　次の写真は、山本さん、貴志君、鈴木さんの20代3名。彼らは、かつて私が大学時代に入っていた「友愛学舎」という学生寮の後輩たち。今、それぞれが新たな人生を始めようとしている。そんな彼らの姿に昔の自分の姿を重ね、井上神父と出会い神学校へ進むことになった当時を振り返り、初心に立ち返る必要を感じた。

　続いての写真は、右から、最近「からすのパンやさん」新生計画で大変お世話になっている、西宮の知的障がい者施設理事長の高田さん、その隣は黙想（研修？）のために来て下さった、礼拝会という女子修道会のシスター佐藤。長年苦しむ女性たちを支援する活動を続けて来られた方。その横は尼崎の信者さんで、高田さんを紹介して下さった脇本さん。そして「からすのパンやさん」の店主である芝原さんと私。

　最後の写真は以前、良織君という坊やを連れて来てくれた建築士の奥さん、加藤莉恵さんの知人である高橋御夫妻。莉恵さんの出身教会、千葉の五井教会から来て下さった。お二人とも若い頃から山好きで、白馬や小谷にはよく通っておられたとのこと。色々昔のお話を伺えて楽しかった。写真は「金谷橋」という地元の人以外あまり知らない景勝地にて。

　こうして人の出会いの輪が広がっていくことは喜ばしい限り。聖なる風の導きに感謝！