2021年 05月 22日
醤油の仕込み |
大まかな工程は次の通り。大量に煮た大豆に麹菌をつけ、細心の注意を払い温度管理をして3日ほど見守る。こうして出来上がった”醤油麹”が最初の写真。その醤油麹に食塩と水を混ぜ、かき回して醪(もろみ)を作り、これを半年から一年のあいだ樽で熟成させる。学舎では秋になると、この醪を絞り器にかけ、醤油を作っている(参考までに、最後の写真は昨年の醤油絞り)。
やがて「信州風の家」が完成し、もし手作り醤油に関心ある方がいれば、ぜひこの製造工程を紹介したいと思っている。共働学舎では今回の醤油作りをはじめ、昔ながらの機織りや藍染めなど伝統的な農村文化を、今も懸命に守り伝えようとしている。
by itokoshi
| 2021-05-22 07:39