2021年 02月 27日
海の十字架の道行き①(計3回) |
昨日(2月25日)の天気は、晴れ時々曇り。久しぶりに一日崩れない天候だった。そこで思い切って、糸魚川教会~直江津教会間、約42キロを歩いてみることにした。
この区間は途中、海岸線に沿って延びる「久比岐(くびき)自転車道」を33キロに渡り通っていくことが出来る。久比岐自転車道は、1960年代まで国鉄の北陸本線だったところ。そこが整備され、今は自転車道(歩行者も通行可)になっている。この道は元々鉄道だったため平坦な道が続き、所々に明治大正時代に作られたトンネルも残る。昨年「地の塩の道」を歩いてみたのだが、それに続きこの道も「海の道」として巡礼路になるのでは、と考えたのだ。
糸魚川教会からの出発時刻は、午前10時50分とだいぶ遅かった。そこには、前に歩いた山道の「地の塩の道」と違い、今回の「海の道」は安易で平坦な道のりだ、という油断があった。Googleで調べるてみると”徒歩で8時間20分”とある。しかし、“平らな道なら急ぎ足で行けば約7時間で大丈夫!夕方6時ごろには到着できるだろう“と甘く考えたのだ。しかし、この考えの間違いに後で気づくことになる。アスファルトの長距離歩行を舐めてかかった報いを、その後ミッチリ受けることになってしまった。
by itokoshi
| 2021-02-27 00:35