2021年 01月 28日
大同さんとのお別れ |
最後の写真は、風の家の恩人である大工の大同さん。このたび大同さんは、地元京都北部の、とある重度心身精神障がい者施設から「突如辞めざるを得なくなった施設長の後任となってほしい」と熱望懇願され、この2月からその役職を引き受けることになった。そのため昨日(27日)が、風の家での最後の作業日。大同さんにはこの半年間、お礼の申し上げようもないほどお世話になった。プロの目での欠陥工事の発見指摘、そして修復方法や建物の構想については親身に相談に乗って下さり、さらには修復作業を交通費のみのボランティアで行って下さった。今もこうして改修を進められるのは、大同さんのご尽力の賜物だ。感謝の言葉しかない。今後、大同さんは新たな活躍の場へと向かわれる。その前途に神様の豊かな祝福を心から祈っている。
一方、改修工事の進捗において、大同さんがいらっしゃらなくなる事は大きな痛手となる。だが不思議なことに昨年末、糸魚川の腕の良い大工さんと出会うことができた。この方に大同さんの仕事を引き継いでもらうことになっている。これも「聖なる風の導き」だろう。その導きに信頼して、これからも工事を進めて行きたい。
by itokoshi
| 2021-01-28 11:01