2020年 12月 31日
今年最後の風の家訪問。 |
ところで、上の写真は昨日夕方の風の家の様子。強力な寒波が来ているため、小谷でも夕方から吹雪。因みに、私が吹雪の中を糸魚川から小谷に向かったのには理由がある。それは、風の家内部のトイレやキッチンなど水廻りの「水抜き」をしなければならなかったからだ。先日設備屋さんに教えてもらったのだが、まだ人の住んでいない建物内部は外がマイナス10度にもなれば氷点下になってしまう。もちろんこの地域の配管には凍結防止のために常時電熱を通して対策をしてあるのだが、蛇口付近やトイレのタンク内の水は、水抜きをしないと凍って周りを破壊してしまう。加えて便器に溜まった水や排水口の残り水にも、不凍液を入れて凍結防止対策をするのである。もちろん今後、冬も人が住んで建物内部を暖めるようになれば問題は無い。しかし工事中の今は、しかも大工さんが休みに入るこの年末年始には、こうした対策が必須なのだ。
その後、作業を終えて外に出てみると、吹雪の中、宮嶋信さんがホイールローダーを使って除雪をして下さっていた。建物内に人不在のこの冬、除雪は信さんにおんぶに抱っこ。改めて心からのお礼とお願いをする。今後もこうして共働学舎の皆さんと共に、互いに協力し支え合いながら歩みを進めて行くことになるだろう。そしてそれこそが、この「信州風の家」の特徴の一つだと改めて思う。信さん、ありがとうございます!新年もそして今後ともどうぞよろしくお願いいたします!
by itokoshi
| 2020-12-31 19:37