2020年 11月 22日
ステンドグラスと前庭の木々 |



祈りの部屋のステンドグラスは、部屋上部に小ぶりの作品を2カ所取り付けたのだが、これだけで部屋の雰囲気が大きく変わったのには驚いた。色彩の力だろうか。今まで以上に「”祈りの”部屋」としての趣が感じられるようになったと思う。もう一つは高さ2メートル近くになる大きな作品。改修が遅れ、まだ完全工事中の2階に取り付けることになってしまい、すばらしい葡萄の図柄には誠に申し訳ない。しかし近い将来、この作品を通して多くの訪問者の心が癒やされることだろう。寄贈して下さった方に改めて御礼を申し上げたい。
前庭は写真の通りまだ「原型」が出来上がったのみで、これから周りに草花を植え、少しずつ創りあげていかねばならない。著名な絵本画家でガーデナーでもある故ターシャ・テューダが、あるドキュメンタリー番組で「簡単に美しい庭ができると思ったら大まちがい。最低でも12年はかかるわね」と言っていた。ターシャ・テューダを引き合いに出して庭について語るなんておこがましいが、これから多くの方々の協力を得て、ゆっくりじっくりこの庭を整備して行けたらと思う。木々の周りに野の草花を植えたり育てたり・・・。いつかここが訪れる人々の心安らぐ、美しい散策の場になることを願っている。
by itokoshi
| 2020-11-22 21:38