2020年 10月 05日
風の家の庭を夢見て |

そんな中、現在、懸命に努めているのは風の家の前にある空き地(約140坪)の片付けだ。ここは土地購入前、解体家屋の廃材置き場だった。そのため梁やら柱やら大きな角材が山と積まれている。お盆の頃から何人かの方々に手伝ってもらい、少しずつ作業を進めて来たのだが、量が量だけに簡単には終わらない。何十キロもある角材を、薪にできるものは取っておき、トラックで学舎に運ぶ。あるいはこちらで整理して脇に積んでおく。他の雑多な廃材は学舎指定の廃材置き場までトラックで捨てに行く。こんな運搬作業の連続だ。
先週の土曜も半日かけて独り作業をしていた。5時近くになり、その日の作業を終えた夕暮れ時の写真が上のもの。夕暮れの空を見上げながら考えた・・・まだまだ片付けは続くだろう。でも、もしこれが全て片付いて、整地を終えたらどうしよう?ここには花壇を作ろうか?それとも木でも植えようか?できることならこの場所を、祈りの庭にしてみたい。野花や木々を眺めて散策し、自分を見つめ少しでも、心落ち着く場になれば・・・淡く光り輝く夕暮れ空の下。そんな思いが、今の私の原動力となっている。
by itokoshi
| 2020-10-05 22:26