2020年 09月 23日
風の家の原点 |

さて今回は、「信州風の家」ホームページの内容を若干手直ししたので、以下参考まで(すでにご覧になっている方はご容赦のほど)。因みにホームページの更新にはいつも四苦八苦している。インターネットの「ホームページ入門講座」で学び、何とか中身を作成したものの、未だわからないことばかり。今回も検索エンジンで、どうすればトップページから見られるのかわからず、パソコン前で悶えていた・・・よくご存じの方、ぜひいつかご教示下さい!《以下、HPからの引用》
【風の家の原点】
「風の家」は、1986年に、作家遠藤周作氏の親友であるカトリック司祭の井上洋治神父(1927~2014年) によって創立された活動です。風の家は創立以来「日本の文化風土を尊重しながら、キリストの福音を開花させること」を求めて歩んできました。その特徴の一つに“自然と共に自然から学ぶ”という姿勢があります。私は大学生の時に井上神父から洗礼(カトリック信者になる儀式)を受けて以来、こうした姿勢に大きな影響を受けてきました。
また、2013年から2年間、ハンディーのある人々の農業共同体である「信州共働学舎」で研修をし、自然との関わりと共に、いわゆる社会的弱者との関わりを見つめ直すことが、効率・生産性や競争を過度に重視する現代社会をより善き方向に導く要になるのではないかと考えたのです。
そこで今回、教会の役務に加えて、自然豊かで信州共働学舎のある小谷村に「信州風の家」を開設し、自然の中で自らを見つめ、“真の癒やしに向かう出会いと体験そして祈りの場”を探求したいと思っています。
【なぜ信州なのか?】
長野県(信州)小谷村は、私が教会を担当している新潟県糸魚川市と隣接していて自然豊かな場所です。そしてそこでは、様々なハンディーのある人々が共に働き生活する農業共同体、 NPO「信州共働学舎」(立屋&真木)が活動しているからです。
共働学舎は1974年(昭和49年)にかつて東京の自由学園で教師だった宮嶋眞一郎氏(1922~2015年) によって創立されました。そのモットーは「競争社会よりも協力社会を」です。この共働学舎と協力して、新たな祈りと交流の場が生まれないかと考え始めたことが「信州」に「風の家」を設立した理由です。
従って「信州風の家」では、それ独自の活動を行うと同時に「共働学舎」と協力して、 現代社会で疲弊してしまった人々への様々なプログラムを、これから模索して行く予定です。
by itokoshi
| 2020-09-23 17:54